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伊勢型紙を始めたとのこと。日本の伝統技術に少しでもふれていただくことは、うれしく思います。伊勢型紙のすばらしいことは、戦争までは、日本中の着物デザインのうち90%前後の文様を作ってきたということです。戦前の日本の人口が、現在の半分としても、6000万人以上、その人達が10年に1反新しい着物を作っていたとしても、600万人の人が毎年購入していることになります。その着物のうち新しい文様が0.1%あったとしても6千もの新しい文様の着物が生まれていたと思われます。戦前までは寺家と白子地域は、着物文様の経由地域になっていきました。すごいことです。日本中の着物デザインがここ鈴鹿市寺家&白子に集まってきました。すばらしいことだと思っています。江戸時代より続いてきたDNAが、私の身体の隅々までがかかわっています。現在日展や民芸や版画+ドローイングと現代美術など制作。伝統技術に関しては、文化庁の伊勢型紙保存会で制作し平安時代ごろより生まれてきた、伝統技術と過去の型紙のまわりで使われてきた技法を利用して夢の㋙ラボも考えています。
これからも楽しく作品作りをしていってください。 それでは、 六谷春樹 |
お返事おそくなり申し訳ございません。
コメントいただき本当にありがとうございます! 伊勢型紙をやりはじめて1年目のぺーぺーの新人なのですが、飛鳥時代から続くこの美しい伝統に魅了されて、今現在これからの自分の仕事にできるよう、がんばっております。 伊勢型紙をやりはじめて、この素晴らしい工芸が、今の時代余り知られていないのを痛感しております。ですが、手作り市などでお客様に見ていただくと、とても感動して頂ける素晴らしい工芸ですので、これからいろいろな所で知っていただけたらなと思う次第です。 …その前に自分の技術を磨かないといけないんですけどね。 やりはじめて1年、まだ白子に行った事がありませんので、近いうちぜひ行ってその空気を味わいたいと思っております。 その際はもしお暇がございましたら、いろいろと教えていただけたら幸いです。
【2011/01/13 01:13】| | ゆうこ(ブログ主) #4fa96903d5 [ 編集 ]
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伊勢型紙の魅力
その1 日本のデザインの誕生から、現在のコンピューターで作られている簡単なパターンデザインまで、伊勢型紙の製作技法で作ることができるすばらしさ。小本(パターンブロック)の作り方とその組み合わせ方法。 その2 伊勢型紙は白か黒・穴が開いているか開いていないかのONとOFの世界であり、コンピューターの(0・1)信号に似ています。日本で完成された、アナログなコンピューターグラフィックであり、奈良時代から使われてきた原始的な彫刻技法で作られた染色道具です。 伊勢型紙の技法は、人間の手で描くように穴を開ける技術の引き彫り突き彫りで始まった。その技法での製作技術が進化して、小刀で描いて彫っていた技術を、形成鋼の彫刻道具を発明して使い小刀以上に、より繊細な文様を彫ることができるようになった。それが錐小紋であり道具彫りである。これによってさめ小紋が生まれる。 その3 伊勢型紙は日本の意匠デザインの縁の下の力であり、伊勢型紙なくしては、現在の豊富な意匠デザインは完成されてこなかったといっても過言ではないだろう。 今日はメールアドレスがあいまいなので記入しません。鈴鹿にくるのなら連絡してください。
【2011/01/20 02:13】| | 六谷 春樹 #990a8146e4 [ 編集 ]
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